〜序章〜「特集・レポート」へ戻る実際、この旅の構想は、昨年12月頃からありました。当初は、「三連休パス」を使おうかなぁ、なんて思っていましたが、ウカウカしているうちに、設定がなくなってしまうという、最悪の事態に陥りました。
カネのない私が故、JR東日本で使える切符は、「土・日きっぷ」くらいしかなくなってしまったわけですが、そのフリー区間は、ほとんど既に乗りつくしてしまった路線、車両ばかり。
その中で、唯一まだ取材がうすかったのが、新潟地区を中心とした日本海側だったので、とりあえずは新潟へ行くことを前提に計画を練り始めました。
さらに、新潟には希少な583系を使用した「きたぐに」が走っています。この列車も先はそう長くはないでしょう。そこで、「きたぐに」にも乗ろうと決めました。当初立てた計画は、金曜日に「ムーンライトえちご」で出発、新潟へ向かい、その後、一度長岡まで引き返して「きたぐに」の自由席に乗る、そうでなければ、同様に金曜日に「能登」で出発、直江津で下車してそこから「きたぐに」、というのを予定していました。しかし、その時は、新潟中越地震の影響で「ムーンライトえちご」「能登」が、両方とも運休中だったのです。いつ運転再開するか分からない列車を予定に繰り入れるのはあまり好ましいこととは言えないのですが、それらに乗らずに「きたぐに」に乗るのは、完全に無理でした。
さてどうしたものか。「えちご」「能登」が使えないとなると、「きたぐに」に乗る手段は、正規運賃を払って大阪から乗る以外はありません。
それでも良かったのですが、お金は莫大にかかる上に、大阪23時27分発の「きたぐに」に乗るために、深夜に大阪駅をほっつきまわることなんぞ、親に許されるわけがないと、最初から分かっていました。
完全に困り果てて母に相談すると、さらりとこんな答えが帰ってきました。「だったら大阪から乗ればいいじゃない?」
大阪へ行く、なんて当初は全く考えもしなかった発想でしたが、この答えは、つまり「大阪へ行ってもいいよ」という意味だったのです。
お金はかかりますが、今年は受験ですし、私のお小遣いは、大半が電車賃ですっ飛んでいくのですから、当分はそんなに多くお金を使うことも考えられません。
そこで、その回答を得た私は、すぐに旅程を組みなおし、3月26日〜27日にかけて、全ての切符を買い終え、あとはその日を待つのみとなりました。
〜旅行記〜・新横浜 1950 → のぞみ151号 → 大阪 2209 - 2235 → 東海道本線新快速 → 新大阪 2239 - 2327 → きたぐに → 新潟 0830
・新潟1017 → きらきらうえつ → 酒田 1251- 1341 → 羽越本線普通 → 1356 - 1409 → 陸羽西線普通 → 1459 - 1551 → つばさ122号 → 東京1924・大船0839 → 東海道線普通 → 熱海 0942 - 1023 → 踊り子101号 → 伊東 1043 - 1055 → スーパービュー踊り子2号 → 東京 1236 - 1302 → 中央線快速 → 新宿 1316 - 1400 → スーパーあずさ21号 → 松本 1626 - 1700 → しなの17号 → 長野 1748 - 1830 → あさま528号 → 東京2016
※ 旅行中何回も、ダイヤの乱れに巻き込まれた為、実際の時刻は旅行記の方を参照してください。