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4月17日 中編


・特急列車から一転、混雑する通勤列車で新宿へ
中央線快速 東京1302→新宿1316

本当だったら新宿で1時間以上の余裕があったわけだから、ゆっくりと駅弁探しでもしようかと思っていたのだが、こんな状況になり、駅弁探しは断念。とりあえず、東京の東海道線ホームで一番安かった弁当を購入して、中央線ホームへ向かった。
折りよく列車が出発するところだったので、あわててこの列車に乗って、新宿へ。さっきまであんなにゆったりとした特急に乗っていたので、いきなり通勤列車というのはどうも違和感を感じる。

私が乗った快速は青梅行きだった。

列車は15分足らずで新宿に到着。

・遠すぎです。
1316→1400

新宿に来たのは実に1年ぶりだ。
わざわざ新宿に来たのは、2003年3月16日に乗り損ねた「スーパーあずさ」のリターンマッチをするためである。そのときは一応乗れたは乗れたのだが、車内でトラブルに巻き込まれ、かなりおもしろくない思いをした。
だから今回は、ゆっくり楽しもう、というわけである。

さて、とりあえず中央線を降りたものの、どこへ行けばいいのかさっぱり分からなくなってしまった。特急ホームが5・6番線だということは分かるのだが、どっちへ行けばいいのか分からないのである。
駅構内にウロウロしていた駅員をつかまえて聞くと、遠くの方向を指差して、「あの道を200mぐらい行くとあります。」と言うことだ。
お礼を言うと、彼は「あ、あと、30分発のかいじ107号にご乗車でしたらお急ぎ下さい。」と、付け加えた。乗車するのはその列車ではないのだが、とりあえず「はい、ありがとうございます」とだけ言って、特急ホームへ急ぐ。

この先130mもあるんですか。時速360km/hで走っても1.2秒ぐらいかかる距離ですねぇ…。 歩く人の姿はどんどん少なくなる。本当にここでイイのだろうか?
2分ほど歩いてようやく「50m」の表記。てか、まだこんなにあるのかい。 ようやくホームの入り口らしきものが見えてきました。
エスカレーターに乗って……。 ようやくホームに到着。ここまでものすご〜く長かったです。

そして5番線に停まっていたのが、さっき駅員が言っていたかいじ107号らしいが、これには乗らないのでスルー。
スーパーあずさ21号が来るまではあと30分以上あるが、このホームからは撮影もできないので、ホームの椅子に座り込んでボンヤリと過ごす。

しばらく待っていると、ようやく6番線に、松本からきた「スーパーあずさ」14号が入線してきた。これが折り返し、私の乗車する「スーパーあずさ」21号になる。
さてさて、やっと昼食にありつけるぞ…。

いそいそと乗車の支度を始める。

・スーパーあずさで松本へ一飛び…の予定が…?
新宿1400→1707(1626)

さて、いい加減待ちくたびれたところに、ようやく松本からのスーパーあずさ14号が到着、これが新宿で折り返して私の乗る21号として松本へ再び出発する。
お腹も死ぬほど空いていたので、車内写真の撮影なんかをしている元気も無く、とりあえず1号車の列に並ぶ。
データイムに出発する特急というのもあるのだろうが、21号に乗ると思われるお客の姿はまばらだ。

スーパーあずさ21号松本行き。私の乗る1号車は最後尾車両だった。 鳥飯弁当。780円の割にはお腹も膨れ、味も申し分なかった。ごちそうさまでした。

ようやくドアが開いたので、指定された席に座って、待ちわびていたかのように弁当をあける。お弁当は、東京駅で調達した日本レストランエンタプライズの「鳥飯弁当」。780円とわりとリーズナブルだ。
鳥飯の上に卵焼きの細く刻んだのがのっていて、煮物がつけてある。味は最高で、ボリュームもなかなかある。780円のわりには十分すぎるほどだった。ごちそうさまでした。

お弁当をほおばっていると、列車は軽い衝動とともに発車した。

列車は三鷹などの住宅地をかすめながら次第に速度を上げ、発車から15分ちょっとで多摩川をわたり、早くも東京に別れを告げる。八王子には14時28分の到着。乗客が少し乗ってきたが、乗車率はほとんど変わりなし。お昼の中央線特急はガラガラだという話を聞いたけど、確かにそれも納得できる。

八王子を出ると、21号は甲府までノンストップ。Sあずさの自慢である振り子もようやく動き始める(八王子までは振り子固定)。
八王子を発車してまもなく、列車が左右にゆったりと旋回を繰り返すようになった。酔うというまでもなく、むしろ心地よいぐらい。八王子を出てうとうとと眠ってしまい、気がついたら列車は甲府に停まっていた(苦笑)。
しかし、列車内でこれだけ爆睡したのは久々だと思う。

甲府以降も停車駅は少ないので、車内はとてもゆったりとした時間が流れる。
上諏訪駅にはとてもキレイな桜の木があったので、思わず1枚。

上諏訪の桜。なかなかキレイで感激。 標高が高い為か、横浜では既に散ってしまった梅も今がさかりらしい。

さて、上諏訪を発車したが、発車してしばらくすると、突如列車は停まってしまった。しかも急ブレーキで。
イヤ、今のはどう考えても常用最大ブレーキ(非常ブレーキ以外では一番強いブレーキ)だったな。さてはどこかで事故ったな、こりゃぁ…。

案の定、ほどなく車内放送が聞こえてきて、
篠ノ井線内で、架線にビニールが引っかかった為、現在送電を停止して撤去作業中です。しばらく復旧には時間がかかりそうです。」。
なにーーーー!?!? また遅れかぁ〜〜〜!?!?
今回の旅行じゃ、もう何回遅れに巻き込まれていると思っているんじゃぁ〜〜!?!?

中央線と篠ノ井線はつながっているので、遅れが中央線にまで広がっているらしい。
列車はしばらくしてようやく動き始めたが、相変わらずテレテレと走り続け、下諏訪や塩尻といった、通過予定の駅にも1駅1駅停まっていく。まるで鈍行列車に乗っているような気分だ。

しかし、困ったなぁ。松本で「しなの」17号に乗り継げるかなぁ…?
心配になったので、車掌室へ行って状況を聞いてみた。

「あの、すみません、松本到着はどのぐらい遅れるか、分かりませんか。」
まだちょっと分からないんですよねぇ。完全にダイヤ乱れているのでねぇ…。」(車掌)
「そうですか。松本でしなの17には乗り継げますかねぇ?」
遅れは中央西線まで広がっているから、きっと大丈夫だと思います。

まぁ、いっかぁ。しなの17が松本で運転打ち切りとかにならないだけ、不幸中の幸いといったところだ。

その後、車掌さんの話によると、21号が塩尻を出た時点で、私の前にはあずさ19号、しなの13号、普通列車長野行きがいるらしいのだが、あいにく松本駅のホームがダイヤの乱れにより満杯になっており、いつ松本に着くかは全く分からない、という。

それにしても、列車が停まったおかげで、手持ちの飲料水が底をついてしまった。本当は、松本についてからゆっくり調達しようと思っていたのになぁ…。
とりあえず、車掌さんに自販の位置を教えてもらい、言われた3号車へいってみたが、
なんと、缶飲料しかないではないかぁあ〜〜〜〜!!!!
もぁああ〜〜〜〜〜!!!!!

缶飲料しか売らない自販機。絶望的だった。

う〜ん、やっぱりダイヤの乱れはいい迷惑だなぁ…。
車掌室前のデッキにいると、車掌さんが出てきて、「17号は遅れているが運行中」と言ってきたので、一安心。

それから10分ぐらいして、ようやくあずさ19号が松本に着いた、という放送が流れた。
そして、21号がようやく松本駅2番線に滑り込んだのは、さらに5分近く立ってからだった。

実に、41分の遅れ。
ホームに出て、足早に階段へ向かうほかの乗客の背中も、だいぶお疲れらしかった。

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