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4月17日 前編


・見慣れた湘南色で熱海へ
東海道線普通  大船0839→熱海0942

3日間続いた旅行も今日が最終日だ。今日は朝7時30分に起床して、京浜東北線に乗って大船へ。そこから、見慣れた113系に乗車して、熱海を目指す。
今日は熱海で、三島と鉄道とバスのページのつばめ氏とオフで会うことになっていた。すでに何度もオフでお世話になっている方なのだが、やっぱりちょっぴり緊張。
実際は1時間以上あとの出発の特急踊り子101号で伊東へ直行してしまっても、今日のメインイベントのスーパービュー踊り子には十分乗り継げたのだが、そういうこともあって、おとなしく普通列車で行くことに。

平塚を過ぎてしまうと、私の乗っている先頭車はガラガラに。1人で1ボックス占領して、非常に静かな旅を楽しんだ。

湘南路を鮮やかな塗装の113系で行く。この光景が見られるのも来年頭までだ(写真は当日撮影したものではありません)。 1ボックスは1人で占領できるほどガラガラ。

久々に113系に乗ってみて思ったのだが、やっぱり国鉄型の車両は独特の暖かみがあると思う。
根府川を出て海が見えるようになると、なんとなくとっても遠くまで来たような気分になれるのだ。その時は、味気のないE231系なんかより、113系のほうが絶対、より充実した旅を楽しめると思ったのだが、いかがだろう。

根府川を出たところで、つばめ氏が私のボックスまでやってきた。予定では熱海での待ち合わせだったので、ちょっとビックリ。
彼と会ったのは実に1年ぶりなので、会話が弾む。ネット上の方とオフであったのもちょうど1年ぶりかな。

列車はそれから15分ほどで終点の熱海に到着。

・熱海での撮影タイム
0942→1023

つばめ氏と一緒に熱海のホームに降り立ってからしばらくすると、YUU's HomePage TRANsiteのYUU氏がやってきた。
行動は3人になり、一緒に熱海にいる115系やリゾート21、また貨物列車などを撮影していく。

熱海を通過していく貨物列車。 リゾート21「フラワートレイン」。花柄の模様はリゾート21によく似合う。

それにしても熱海より先、静岡方の東海道線というのは奥が深いと思う。つばめ氏及びYUU氏ともに、遠くから来る列車を見て、「なんとかかんとか2本併結だね。今日はなんとかかんとか運用かな。」などと言っている。うまく聞き取れなかったが、編成記号や運用番号のことを言っているらしい。
よく遠くから見ただけですぐにわかりますねぇ、と言うと、「地元住民だからね。」という。確かにそうかもしれない。

だからといって私は地元の沿線の京浜東北線の編成が、遠くから見ただけでパッと分かるわけではない。ご存じ、209系は、どの編成もほぼ同じで、どれも同じ10両編成。強いて言えば、900番台と500番台という、やや仕様の異なる車両の編成が5本あるだけで、あとは機器とか備品に細かい細かい違いがあるだけ。
私は自分の知識のあまりの少なさを悟り、恥ずかしくなっていた。
やっぱり鉄道ファンやるなら、こういう奥の深い路線の沿線に住みたいよなぁ。

115系の車内などを撮影しながら熱海で過ごしていると、踊り子101号の入線放送が流れてきた。
つばめ氏とYUU氏に自由席車両の位置を教えてもらい、なんとか10号車の列に並ぶ。踊り子は東海道線の特急だから、私にとって、身近といえば身近な存在なのだが、なんだかんだであまり乗る機会がない。だから、その気になればすぐに踊り子に乗れる場所に住んでいながらも、私は、自由席車両の位置も分からない。「灯台下暗し」というけど、本当にその通りだと思う。

10号車の自由席は、グループが何組が降りたためか、それなりに空席がある。中ほどの席を確保して、窓を開けて2人と話していると、列車はガクンと音を立てて発車した。2人に手をふり、熱海駅を後にする。

・20分だけ特急で行こうぜ
踊り子101号  熱海1023→伊東1043

さて、今回の踊り子101号は、特急の中では最短の乗車となる、わずか20分のみの乗車。この後乗る、スーパービュー踊り子2号に、少しでも長く乗車したいからという理由で、こんな短距離で乗ることにしたのだ。
我らが10号車は80%ぐらいの乗車率。

車内はリニューアルされていてそれなりに快適。 進行方向左側(下り)の窓には、雄大な太平洋が広がる。

私の隣のブロックの2人連れは、特急の普通車自由席と普通列車のグリーン車の違いがよく分からなかったようで、普通列車のグリーン券を持っていた。
検札の際、その人は新たに特急券を2枚買わされていた。見たところでは、グリーン券を払い戻している様子は無かった。
規則は規則だし、しょうがないかもしれないけど、なんかとってもかわいそうだなぁ……、その人たち。
何でも知らないと痛い目に遭う、っていうけど、本当に全くそのとおりだと思う。

列車は本当に20分で、伊東に定時到着。

・伊東駅の電光掲示板
1043→1055

伊東にはスーパービュー踊り子に乗るために来たようなものなので、接続は12分と非常に短め。
だから改札も出ずに、すぐさま上りのホームへ直行した。

それにしても伊東駅の発車案内表示板は分かりづらい。列車種別と番線しか表示されていないので、正直、どれがどの列車なのだかさっぱり分からないのだ。時刻も表示されない。
いまどきこんな表示板があったんだなぁ〜、と、極端な言い方をすれば「新鮮」さすら感じた。

そんなことを思っているうちに、お目当ての「スーパービュー踊り子」2号が到着。これに乗って東京を目指す。

確かにこの電光掲示板はちょっと分かりづらい。 スーパービュー踊り子2号が伊東駅に滑り込む。

・ワイドビューを堪能しつつ東京へ
特急スーパービュー踊り子2号  伊東1055→東京1253頃(1236)

10時55分、スーパービュー踊り子2号(以降はSVO2号とする)は、定刻に伊東駅を発車した。
SVOの特徴として、駅停車中に、各ドアで女性係員が切符を確認するので、車内改札がないのはとても嬉しい。

乗車率は家族連れや年配の人々で、さっきの踊り子号と同様80%ぐらいだが、私の隣は今回も空席で、実に静かだ。

この付近、伊東線はオーシャンビューが素晴らしいことでも有名だ。ということで、私は今回、海がよく見渡せる進行方向右側の席を指名買いした。
その甲斐あって、窓にはすばらしい太平洋が広がっている。こんな素晴らしい景色を、快適な座席で独り占めできてしまうのは、この列車の醍醐味と言ったところだろう。
車内では車内販売のほか、アイスクリームなどを専門に売りに来る係員もいて、ジョイフルトレインといった雰囲気すら感じた。

伊東線はこのような風景が終始続く。 空を見上げることもできるぐらい大きな窓。いかにも観光特急といった雰囲気。

しばらく海に見入りつつ、チラリと通路に目をやると、たまたま車販のワゴンが私の前を通過していくところだった。
それを見て、せっかくこんな観光特急に乗っているのだから、何か買いたくなってしまった私。
ちょうどいい。アイスコーヒーでも買うとするか♪

しかし、ワゴンはさっき通過してしまったばかりだ。後ろから追いかけていってもいいけど、何か気が引ける。
オレが乗ってるの、4号車だから、戻ってくるまで待とうかなぁ。

人間、何かができなくなると、途端にそれがしたくなるというが、私も猛烈にアイスコーヒーが飲みたくなってきた。
そこで私も、恥ずかしかったが座席に荷物を置いて、車内販売を追いかけることにした。
やっと追いついた時、ワゴンは2号車のグリーン車に入ろうとしているところだったので、慌てて呼び止めて、こう言った。

「すみません、アイスコーヒー、1つ下さい。」
はい?」(ワゴン嬢)
「あ、アイスコーヒーです。」
列車があとちょっとで熱海に着きますので、発車したらお席までお持ちいたします♪ 確か4号車ですよね?」(ワゴン嬢)

あれぇ〜? 何でこの人、オレの座っているところを知っているんだろうなぁ?
きっと職業柄、人の顔を覚えるのが得意なのかもしれない。

とりあえず席に戻ると、列車はちょうど熱海に到着。
何気なく駅のホームを見やると、なんとそこには、さっきお会いしたばかりの、YUU氏とつばめ氏がいるではないか!?
しかも、なんと私の席と、2人が立っているところがピッタリ合っている。
そういえば熱海にいた時、私はつばめ氏に指定券を見せたのだが、その際席番号を覚えておいて、そのあたりに立っていて下さったのだろう。
しかし、全くずれていないなんてすごいなぁ〜。

私はただただビックリするのみだった。
ちなみに2人は、SVOが発車していく時、手を振って見送ってくれた。

本日は本当にお世話になりましたm(__)m。

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さて、熱海を出発すると、本当にさっきのワゴン嬢がアイスコーヒーを持ってやってきた。

アイスコーヒー、お持ちいたしました♪ 300円になります♪

座席までドリンクを持ってきてもらえるなんて、何かVIP待遇を受けている気分だ。
やっぱり頼んでみるものだなぁ〜。

快適なSVOのシート。特急電車としては十分なスペックだ。 アイスコーヒー。やっぱり車内で飲むのは格別。

東海道線に入り、さすがにスピードが上がった。120km/h近くは出しているはずだ。停車駅が少ないのもあるのだろうが、非常に快調な走りだ。

行きは普通列車でちんたら来たけど、今回は特急だから、アイスコーヒーをちびちび飲みつつ景色を見ているうちに、あっという間に横浜を過ぎて、列車は東京へ向けて駆けて行く。
個人的にはこの列車、観光特急としては90点ほどをつけたい。特急料金がやや割り増しなのだから、普通席でもドリンクサービスなどをやっても良いのではないかと思う。
ま、何はともあれ、次は是非とも、251系のグリーン車を体験してみたいものだ。

しかし列車が新橋を通過してすぐ、列車が突如停まってしまった。まわりの京浜東北線や山手線は動いており、そいつらにどんどん追い抜かれていく。
お〜い、どうなってるんだよぉ〜?

車内放送によると、「横須賀線内で人が線路内に立ち入ったため、東海道線は安全確認で運転見合わせ中です。
なにーっ!? なに線路の中なんか入ってるのー? しかも安全確認早く終わらせてこ〜いっ!?!?
しかし、列車は12時49分頃までずっと立ち往生を続け、それからして、ようやくゆっくりと動き始めた。
ったく、線路に入ったのが誰だか知らないけど、何考えてんだろうなぁ…。

時刻は12時47分。本来ならとっくに東京に到着している時間だ。 停車した2号の車内は実に閑散としており、実にゆっくりとした時間が流れる。

結局、東京に到着したのは、所定17分遅れの12時53分だった。

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