
・出発前
旅行当日の朝は、普段の朝となんら変わりはなかった。寝ぼけ眼のまま顔を洗って、ご飯を食べて学校に行くのも変わらない。しかし、学校についてからようやく、あぁ、今日が旅行なんだなぁ、と気がついた。それと同時に、気分もどんどん高ぶってくる。
学校が終わった後、普段の私とは違い、大急ぎで家に戻り、14時50分ごろ到着。たまたまその日は、先生たちの健康診断か何かで、4時限目で授業が終わりだったのだ。
家に帰った私はまず、荷物の最終確認、また財布や飲み物などの準備を始め、16時ごろまでに準備を終了させる。18時ちょうどに、母の用意してくれた夕食をとったのち、服を着替えて、荷物を持ち、18時20分に家を出発〜♪
・最初の列車はスカイブルー
京浜東北線普通 港南台1835 → 東神奈川1901
18時35分の列車で東神奈川へ向かった。
写真は既に撮影済みの編成だったので撮影せず。撮影ばかりに明け暮れているよりかは、ゆったりと過ごした方が旅情もあって良い。
いつも乗る京浜東北線ではあるが、何となく違って見えたのは気のせいだろうか?
既に日没を過ぎており景色も望めないため、30分間ほど、本を読みながら過ごす。横浜で乗客がかなり入れ替わって、列車は東神奈川へ。
・激混み横浜線
横浜線普通 東神奈川1903 → 新横浜1910
東神奈川で、2分の乗り継ぎ。周りの人々にもまれつつ、なんとか一番近くのドアから乗車する。
車内はかなり混雑しており、乗車率150%くらい。乗車時間が7分で非常に助かった。
順調に走行を続けて、新横浜には19時10分に到着。
・新横浜駅でアクシデントもどき
新横浜で、40分の接続待ち。
新幹線改札で、年配の駅員が、引きつった顔で外国人の旅行者に、「Yes, that plat-home.」などと必死で説明している光景が目に入った。
一瞬助けてあげようかとも思ったが、2人の間に「Shall I help you?」と割り込むと、なんとなくおせっかいな人に感じられそうだし、そう思われたくなかったので、申し訳ないと思いつつ、見ないふりをして通り越す。
ホームに上がると、ちょうど700系が盛大な音を撒き散らして新横浜を通過していった。その写真を後追いで撮影後、ドア前で並ぶべく、指定券を探すが、ここで大アクシデント発生。ゲェエェエ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!?!?!? きっぷ落としたぁ〜〜〜〜〜〜〜!?!?!?
新幹線改札口におそらく落としたのだろうが、それを知らずにホームまで上がってきてしまった。
必死に探しまくるが、ない。カバンの中を探したり、自分の上着のポケットを探すがないのだ。
えー、マジでまずいよぉ〜(TT△TT)。
これじゃあ新幹線乗れないじゃんかよぉ〜。探している間に、時刻は刻々と過ぎていく。
落ち着け。絶対あるはずだ。少なくとも新横浜で見たのだから、新横浜のどこかにあることだけは間違いない。
あぁ、今の一番の「望み」は、この切符を再び手に出来ることだ………。最後の願いをたくし、自分のズボンのポケットを探すと………
おぉぉぉぉ! あっとわぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜♪
そうか。撮影に気をとられて、つい急いでズボンのポケットに押し込んじゃったのか。
ふぅ〜、良かった良かった。切符を入れると決めていた、上着のポケットにしっかりと切符を入れると、ちょうど、19時35分発「のぞみ」67号がホームに入ってきたが、私が乗るのは、その2本後の、「のぞみ」151号だ。
これに乗ってもよかったかもなぁ…。
・270km/hで新大阪へまっしぐら
のぞみ151号 新横浜1950 → 新大阪220919時50分、定刻にのぞみ151号は、新横浜3番線ホームに滑り込んだ。
私が乗車するのは5号車5番C席。あえて通路側をとってもらったのは、車内をうろつく時のことを考慮したためだ。夜で車窓はほとんど望めるわけもない。
座席に落ち着いて、もう一度切符があることを確認し終わると、列車はそれを待っていたかのように発車。発車から10分も経たないうちに、速度はもう最高速度に達したようで、車内は小刻みな揺れが多くなるが、外が見えないのでどのぐらい速いのかはよく分からない。
座席はほぼ埋まっているが、私の席は通路側であるため、それなりに落ち着く。お茶をのみつつ、文庫本に読みふけった。
新横浜駅の列車案内板。これを見て、いよいよ旅立ちだと気分が高ぶってきた。(2005/4/15 19:32) 座席からはこのように見える。車内はそれなりに静かで、ゆったりとした2時間あまりを過ごせた。 名古屋で乗客が半分ほど入れ替わってまもなく発車。乗ってきた人々は、当然といえばそれまでだが、関西弁を話していた(苦笑)。
ちょっぴり車内の雰囲気が変わったように思えたのは私だけだったのだろうか?
私が座っていた3人がけ席のうち、真ん中の座席が開いたので、窓側の女性に一声かけて、荷物を中側の座席に置かせてもらうことにした。それから1時間近くして、列車は無事、新大阪駅に到着〜♪
・ホームに降り立つとそこは大阪の雰囲気
新大阪に到着した証に一枚。(2005/4/15 22:10) 22時9分に新大阪駅に降り立つと、風が少し冷たかったがそんなに気にはならない。
旅情に浸りたいというか、あまりあわただしい移動をするのは面倒だったので、車内写真もろくに撮影せずにホームを後にした。駅構内で走り回るのって、なんとなく奇怪だし、そのために多量の労力を使うのももったいないしね。
ホーム下の通路へ行って、行先表示板を見ると、新大阪止まりの「ひかりRaliStar」があることを発見。撮影しないわけにはいかないので、さっそく20番線ホームに回ると、ちょうどその列車(ひかり482号)が入ってきたところだった。
さっそく撮影開始。こういうときでも慌てないで撮影できたためか、出来はまあまあ。
やっぱり初めて見る車両だと興奮するのは、私の本能的なものらしい。
新大阪に到着した482号。正直「Rail Star」を見るのは今日が初めて。(2005/4/15 22:20) 普通車指定席「サルーンシート」。こんな座席でゆったりとした旅が出来たら最高です! 8号車の個室の写真を撮影していると、乗客が全員降りたかどうかを確認に、車掌が歩いてきた。
車掌は私の姿を見るとこういった。「おお君、この列車は回送列車だから乗れないよ。(なぜか関東弁なのだ)」(車掌)
「あ、いえ、車内の写真を撮影していたところでして……。」
「あぁ、そうかそうか。うん。でも、そろそろドア閉めるから、もう降りたほうがいいぞ。」(写真)
「すみませぇ〜ん。」なにぃ〜? その「あぁ、そうかそうか」って、どういう意味なのぉ〜?
しかも、私がそういったら車掌、完全に事情を分かったみたいだったしなぁ。
きっと私のような人、他にも多々いらっしゃるのでしょう。とりあえず早々にホームを後にし、家にとりあえず新大阪に無事に到着したことを連絡してから、次は東海道線ホームへ向かった。
・223系で快適移動。
東海道線新快速(網干行き) 新大阪2235 → 大阪2239家にポジションレポート(無事に大阪に着いた旨)をいれて、そそくさと東海道線ホームへ移動。
当然ながら新大阪駅の中をうろつくのは初めてなので、駅員や看板などを頼りに、なんとか東海道線ホームにたどり着く。
適当なところに並ぶと、ほどなく新快速列車が到着。先頭車両のジャンプシートに座って、しばしくつろぐ。ちなみに新発見だったのは、「網干」を「あぼし」と読む、ということ。
私は当然、この地名を見たときは、これを「あみぼし」と読むのだとばかり思っていた。
223系2000番台。これに乗るのも初めてだ。(2005/4/15 22:35)
・大阪駅で撮影タイム。
2239 - 2327
列車はあっという間に大阪に到着。
車内の写真も少しだけ撮影してから降車したのち、一旦きたぐにの発車する11番線まで行って、経路の確認をして、一旦改札を出る。乗車券を記念にとっておきたい旨を駅員に申し出ると、「分かりました。」と、こちらも関東弁のような口調で返された。なんか関西に来た感じがしないように思ったのは、私だけだろうか?改札を出て、駅前に出ては見たものの、変な連中がウロウロしていて怖かったので、早々に大阪からの切符で入場したのちは撮影タイム。
485系の「雷鳥」38号などもキャッチでき、かなり得をした気分。そういえば「雷鳥」って、近いうちになくなるんだよね。
ヘッドマークは「回送」だったけど、撮影できて、よかったよかった。しかも、これは私へのサービスなのだろうか…? なぜかドアも開いており、お客はいなかったので、車内写真は撮り放題。おかげで人のいない写真をたくさん撮影できた。
「雷鳥」38号。ヘッドマークは回送だったが、予期していなかったので満足。(2005/4/15 22:50) 今晩の宿はこの列車、「きたぐに」。583系という、希少な車両だ。(2005/4/15 23:12) さて、しばらくして11番線に戻ると、「きたぐに」がいつのまにか入線していた。
時計を見ると、23時10分をまわっている。
そういえば、入線時刻は7分だったっけ。入線の動画、撮りたかったなぁ〜。とはいいつつも、さっそく乗り込んで、「B寝台」「A寝台」「グリーン車」「自由席」の4つのクラスを全て撮影した後、いつものクセで車内を1〜10号車まで回ってみたが、どの車両も5〜15人ほどが乗っており、グリーン車をのぞけば乗車率は40%ほど。
グリーン車は全くの無人であったが、新大阪を出てから偵察に行くと、女性が2名座っていた。おそらくグリーン車は、女性が好むクラスなのだろう。発車5分前に、私の今晩の宿である、10号車6番下段に戻ったのち、浴衣に着替え、ベッドメイキング(毛布の準備)、荷物を整理し、カーテンを閉めて、さっそく横になる。
枕が高いのがかなり気になるが、ベッド幅そのものはかなり広く、カバンを枕にすればなんとか寝られそうだ。
・今宵、583系。
きたぐに号 新大阪2327 → 新潟(翌朝)083023時27分、「きたぐに」は大阪を定刻に発車。
遠くに聞こえる走行音を聴いていて、1年前にJR東日本の同じ583系に乗ったときの感慨がよみがえってきた。今回は、座席がベッドになっていることが違っている。23時27分の発車ではあるが、このまま寝付くのはいささか早すぎるので、カーテンを開けて窓の外を見やると、おりよく列車は新大阪に到着。廊下でいくつかの足音が聞こえるが、既に廊下側のカーテンは閉めてあるので、私の姿は誰にも見えていない。
なんか、それがとっても嬉しかった。
まだ人の多い新大阪駅ホームに着く。 その後も下半身は毛布の中、足を伸ばした状態で、ぼんやりと夜の大阪を見ていたが、すれ違う223系や207系の数も次第に減り、また灯りも次第に消えてきた。 外は真っ暗だが、山などがあるのがかろうじて分かる。
こうやって、1人だけの空間で、ただ一人、闇を楽しむ。かなり優雅で、しばらく見入っていたが、じきに眠気が私を襲い、彦根出発10分後あたりに眠りの世界へ入ることになる。今夜は寝られるかどうかが心配だが、なんとか寝られそう。
遠くに聞こえる、静かな583系の走行音が、子守唄になって、すぐに眠りに付いた。
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