〜今回のテーマ〜
「とりあえずもらったものは使おう」
「恥ずかしくても覚えたが勝ち」
さて、先ほどの項で、問題集の効率的な進め方について紹介しましたが、では「問題集」はどのようなものがいいと思いますか?
一口に問題集といっても、その種類は星の数ほどあり、基礎がためから、「発展の中の発展」もありますし、10ページぐらいしかない薄っぺらいものから、300ページを超える、物凄く分厚いものもあります。
ここまで多いと、どれを使えば良いのかも迷ってしまいますよね。
高校受験を控えている方は、おそらくほとんどの人が、塾とか通信教育など、利用していると思います。
塾では、受験が近づくと、これでもかというほどたくさんのテキストをくれますし、通信教育でもたくさん送られてくるでしょう。
ここで私は、ぜひこのような「塾や通信教育のテキスト」の利用をお勧めしたいと思います。
なぜだと思いますか?
このようなテキスト類は、大半は過去に入試に出題された問題や、入試に必要な知識などに的を絞り、必要なところを効率よく勉強できるように作られています。
さらに、社会の歴史や公民、理科の2分野など、暗記する項目が多くても、そのための一問一答集も親切に載せていてくれたりします。
こんな神様のようなテキストを使わない術はありません。どんどん使ってしまいましょう。
そのテキストを進めて行くときに、前回説明した「臨界点までやる勉強法」と併用すれば、効果はさらに期待できます。
つまりテキストはわざわざ揃えず、まずは塾などで配布されているものを全部やってみましょう。
私の通っていた塾では、各教科ごと1冊以上、200ページ近くあるテキストをくれましたが、私は4ヶ月間で数学、国語、社会、理科の4教科を全て終わらせました。
そのおかげで、模擬試験の点数も、190点から20点アップして210点ぐらいまで上げることができました。
ここまでである程度、自分の能力がついてきたと思えば、勉強のできる人に、市販のオススメテキストを教えてもらうのも良いでしょう。
勉強のできる人たちは、何かしら「自分の勉強法」があるはずなので、それとからむテキストがゲットできたりするかもしれません。
勉強のできる人に聞いてみるというのも、一つの良い手段です。
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さて、次は暗記です。それにしても暗記するのって、量が多いですし、かったるいですね。
私も社会の歴史の暗記は苦労しました。
千利休? 徳川家綱? 享保の改革?
えーっと、鉄砲が伝来したのはどこだっけか…? えーっと、いつだっけかなぁ〜?
何もかもがチンプンカンプンでした。
歴史はとりあえず、先ほどの問題集や、専用の暗記テキストの一問一答集を使えば「ある程度は」克服できます。
私の場合は相当数をこなさないと覚えられませんでしたが、1項目につき、最大でも10回やれば、かろうじて覚えることができました。
つまり、「数をこなせば暗記は不可能ではない」ということです。
しかし、どうしても覚えられないもの、あるいは早急に覚えるべきことが出たりすることもあります。
例えば時事問題は、学校内の定期テストではほぼ確実に出ますし、一部の入試でも、たまに出るそうです。
暗記が得意な人はそんなこと、どうでも良いかもしれませんが、私は下手だったので、どうしようか散々悩みました。
例えば2005年の衆院選で、自民党が296議席、民主党が113議席を獲得しました。
しかし、こんな中途半端な数、すぐに覚えられるわけがありません。
飛行機が空を飛んでいる間に交信する管制塔との、航空会社を識別するコールサインというのがあります(JALならジャパンエア、ANAならオールニッポン)が、私はこの暗記だけは得意で、世界のフラッグキャリアの航空会社のコールサインは、一度見ただけでパッと覚えることができました。
つまり、「All Nippon 1759(オールニッポン・ワン・セブン・ファイブ・ナイナー)」、「United 318(ユナイテッド・スリー・ワン・エイト)」などと言ったことだけは、イヤでも覚えられたのです。
それで、それをうまく暗記に流用することを思いつきました。
具体的にはどうするでしょう?
まず、覚える項目によって、コールサインを決めます。
例えば、民主党はこの前113議席を獲得しましたが、
「みんしゅ」という響きが、何か中国語に似ているとまぁ、こんな具合です。要は語呂合わせですね(笑)。
↓
「チャイナ・ミンシュ」(←ここでコールサインが決まる)
↓
113議席だから「チャイナ・ミンシュ・113」
↓
「チャイナ・ミンシュ・ワン・ワン・スリー」
私はこのおかげで、社会の定期テストの時事問題分野で満点をとることができました。
もちろんこれは、あくまで私が成功した「一例」に過ぎませんが、皆さんもおそらく、何かしら「1回聞いただけで覚えられるもの」があると思います。
それをうまく暗記に流用してみましょう。自分だけで使うものなので、たとえ変なものでも恥ずかしがることはありません。
このような「機転を利かせた語呂合わせへの流用」ができれば、効率的で楽しく暗記ができるのではないでしょうか?