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神奈川中央交通ワンロマ車「よ113」

デビュー年(横浜営業所車):1997年
撮影日:2007年12月15日
撮影場所:港南台駅停留所

※ページサイズの関係上「ワンロマ」と省略しています。正式名称は「ワンマン・ロマンスシート車」です。


横浜営業所のワンロマ車というと「よ58・59」がいますが、もう一台、同じ青でも濃紺に近い色のワンロマがいます。その名も「よ113」。暖色系が目立つ神奈中のフリートの中では、かなり異彩を放っているバスです。

車体側面には「Kanagawa Chuo」のロゴが大きくペイントされています。また、この車両のみの特徴として、窓が非常にワイドになっており、前後にスライドすることで開閉もできます。


車内

車内の様子です。一見したところでは観光バスの車内ですが、網棚がなかったり、天井が妙にゴツゴツしていたりなど、車内の基本は路線バスと同じです。要は、座席の違いだけです(笑)。ええ。

座席の様子です。路線バスとしての着席定員を増やさざるをえないためか、シートピッチは非常に狭いです。私の場合、普通に座っても膝がもろ、前の座席の背に当たります。それでいて、リクライニングだけは妙に深く倒れますが、これは一体何を想定したものなのでしょう? 路線バス、また貸切として使ってもそんなに長距離は走らない(=走れない車内設備)だけに、非常に気になる今日この頃です。

で、横浜営業所では、このよ113だけの設備となるのが、中扉から後ろの座席についている補助席です。路線バスで補助席がつくのはたまに見かける光景ではありますが、この収納スタイルは、あきらかに「観光バススタイル」を意識していると思います。もっとも、近頃は補助席としてはまともに動いていないようで、通路に接する鉄板の部分は汚いですが、展開した座席の内部は妙にきれいでした。混雑する時間帯は本当に混雑する路線も持つ神奈中、いっそのこと外してしまったほうがサービス向上につながると考えざるをえないかなぁ、と思います。

で、補助席の展開状態。座り心地は……、1時間こいつに座り続けた人に、私はジュース1本おごってあげます。マジで(何)。

天井を見上げます。天井は、ワンロマだからといって特に違うわけでもなく、広告枠の並ぶきわめて見慣れたものとなっています。


その他

よ113は窓が大きいため、車窓に映る景色(ってほどの場所は通りませんが)をゆっくり堪能できます。疲れた帰り、運良く乗り合わせられればこれでひと時を過ごすのも悪くはありません。ただし、すいている時限定ですね。混んでいる時は地獄ですから、はっきり言って。

車体は路線バス車と同一ながら、車内にリクライニングシートや補助席、ジュースクーラーなどを装備して貸切バスにも使用できる車両。

1997年ごろから神奈中の各営業所へ配属が開始された。当初は車体にスヌーピーがデザインされた「スヌーピーバス」として、貸切運用として、神奈川県内のみならず、長野方面、南東北への乗り入れ実績もある。
2002年にスヌーピーの契約が切れたためか、その後は神奈中の高速バス塗装となり、通常仕様のバスに交じって活躍している。ほとんどの営業所に数台ずつ所属。

※当ページでは横浜営業所所属車両の車内を紹介しています。


ワンロマ車について

ワンロマ車とは、路線バスとしても貸切バスとしても使用できるように、車内のレベルを貸切バスレベルに引き上げた汎用性の高い車両の俗称。正式名称は「ワンマン・ロマンスシート」である。


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